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独立型太陽光発電自作200w12v

前記事で、100wのソーラーパネルを4枚使って、直並列24v系の配線をしました。
その配線だと10万円を越えてしまうので、もっとミニマムな回路を組んでみます。

【200w12v系】
1.ソーラーパネル(100wのもの)×2枚(200w1枚でも可能ですが、12vのものを容易。)
2.チャージコントローラー20A,12~24v
3.バッテリー115Ah.12v(1380wh)
4.インバーター
5.配線類

1.ソーラーパネル(100wのもの)×2枚
今回は、12v系にしたいので、並列繋ぎをします。
(直列にしてしまうと24vになります。)
200wのパネルでもいいのですが、意外と12vのものを探すのに苦労しました。

2.チャージコントローラー20A,12~24v
今回の例でも、最大電流は、変わりません。
よって、チャージコントローラーは、同じものを使います。
ちなみに、12vのみ、24vのみに対応しているものもあるので、ここでは、12vで使えるものを選んでください。

3.バッテリー115Ah.12v(1380wh)
今回は、12v対応のバッテリー一つでいけます。
容量は、多いほど良いですね。

4.インバーター
今回は、12v対応のものにしてください。
12v対応の方が安価で手に入ります。
ちなみに、正弦波と疑似正弦波の二種類ありまして…
正弦波は、商用電源と同じ性質のもので、インバーターの電力量より低ければ、大抵のものは、正常に動きます。
疑似正弦波は、モーターやテレビはうまく動かないことが多いので、こちらの方が安めです。
これもオーバースペックは、高くつくということで、ご自身のコンセプトがしっかり決まっていれば、わざわざ高いものを買わなくてもよくなります。

5.配線類
今回の配線も30Aのもので、並列繋ぎ用に二股に分岐できるものを用意します。

MC4コネクターのY字コネクターがパネルを並列繋ぎするのに必要です。

これで、配線をMC4接続できるようになります。(ソーラーパネルの配線がMC4接続端子なのです。)

今回は、前回の半分の規模で組んでみました。
だいたい7~8万円でしょうか。
これは、とても安いです。
ソーラーパネルは、24枚セットで1枚5千円ちょっとのもありましたが、なかなか手を出しにくいですよね…
バッテリーは、とりあえず車の廃バッテリーという手もあります。
これを使うときは、安全性に配慮してくださいね。

※組み立て、選定は、自己責任でお願いします。
出来れば厚手のラバー手袋をして作業することをおすすめします。