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ファイナルファンタジー15(PS4) 総評2

【総評】
前述の通りシステム面で大いに楽しくワクワクしながらプレーしました。
ストーリー面で絶望的な状況を作り出したのは演出もあると思います。
おおよそを理解したところでストーリーについては、消化したところ。
背景はよく作っていたので、あとは、他のメディアでもDLCでもいいので肉付けをしっかりして、ストーリー的な説明を丁寧にしていけば、より良くなると思いました。
音楽もいいし、そのリアルさから感情移入もしやすく、私個人としては買いだと思います。
ただし、批判も多い13章、なんだかゲームのジャンル変わってない?!と思わせる作りには残念なところ…

【余談】
このFF15は、開発に10年もかかった作品。
その間ディレクターや体制が変わってバタバタしていた感じがあります。
これがゆえにストーリーに粗があったと感じます。
FFに限らずストーリーのあるものは、結局一人の頭のなかで作り込み、整合性のあるものを作らないといけないのかもしれないと感じました。
FFは、良くも悪くも有名になりすぎて、大作にしなければならない気負いがあったのかもしれない。
こうなると万人受けしなければならないところ、チャレンジしていこうという思いも感じました。
最近のRPGは、内容が複雑になりすぎて、矛盾点が生じやすくなっているのではないでしょうか。
複雑なストーリーは、嫌いではないのですが、丁寧な説明をすることが、大切だと個人的には思います。

FF15は、消費者受けがいいのか、グラフィックに力を入れすぎてストーリーに粗があったように感じます。
あくまで、ビジネスなのでこうせざるを得ないのかもしれないですが、長期的にみて、丁寧さを欠くと消費者離れを起こすのかもしれません。
そこにお金が動く限り、売れるということを基準に力のいれどころが変わるのは、理解はしていますが少し寂しいところでもありますね。

二回に分けて総評を書かせていただきましたが、買う前の参考にしていただければ幸いです。


ファイナルファンタジー15(PS4) 総評1

ファイナルファンタジーシリーズは、11と新生14以外は、プレーしました。
ここでは、FF15の総評をしたいと思います。
ネタバレをいれていないので買う前の参考になれば幸いです。

今回サブクエストなどをのんびり楽しんだのでおよそ40時間でのクリアとなりました。
【システム】
今までのFFと違いだいぶアクション性が高まりました。
アクションはそんなに不得意でもないので楽しめましたが苦手な方は、難易度でイージーが選べるので心配ないのかもしれません。
システムだけではないのですが、FF15はリアルをだいぶ意識していると感じました。
よって、コマンドで選んでいくような従来のRPGよりはアクション寄りとなったのではないかと思います。
ただ、カメラワークは最後までなかなか慣れずに終わってしまいました。
スピード感があってよかったのですが、反面カメラワークに課題があったように思います。

【グラフィック】
かなりきれいです!
料理も食べたくなるような美しさ!
オープンワールドなので、ムービーとの境目があまりないということもあり、ムービーが粗いという人も中には、いるみたいですが、私個人としては気になりません。
ただ、大きな敵や特にイフリートですが!数値が背景と同化したりカメラワークの問題で見えず、自分がどのくらいダメージを与えているのかわからなくなります…
この点は、ストレスでした。
というか、ダメージが「弱点」「普通」「耐性」の三種類で色が変わるため、それを判断して武器を変えるべきなのですが、ダメージの色が識別出来ないことには対策できません…
一応、今作もライブラはありますが、見破るのに時間がかかったり不確実要素が強くて使いづらいです。

【ストーリー】
映画(本編の前日譚)からの中盤までは、わくわくしっぱなしでした!
ところが、後半になるにつれて、絶望的な状況になってゆく…
エンディングを見てもいまいちわからないことが多くて未消化状態でした。
ネットでいろんな情報をかき集めてやっと腑に落ちたというのが正直なところです。
最近のRPGは、難解過ぎるのが残念なところ。
エンディングをみてグッドかバッドエンディングか、解釈がわかれるように作ったのは面白い点ではありますね。